創傷被覆剤及び創傷被覆用シート

本発明は、創傷被覆剤及び創傷被覆用シートに関する。より詳細には、創傷を被覆するとともに、生理活性物質による創傷の治癒を促進することができる創傷被覆剤、及び、当該創傷被覆剤の創傷部位への添付を簡易な操作で行うことができる創傷被覆用シートに関する。

湿度の低下につれて皮膚の水分の蒸発が次第に進み、肌がカサカサした状態になることはよく知られている。このため、冬が近づくと、「ひびわれ」や「あかぎれ」で悩む人が多くなる。掌や足の裏の皮膚の構造を見ると、顔の5倍以上の厚さの角層があること、及び皮脂が出にくい構造となっているため、空気の乾燥について乾燥しやすいという特性がある。皮膚の乾燥が進むと、まず、角質層に亀裂が入って割れ、かゆみを伴う「ひびわれ」が起こる。そして、さらに皮膚の乾燥が進むと、ひびわれが深くなって角層の下の真皮が破れ、痛みを伴う「あかぎれ」が起こる。

こうした「ひびわれ」や「あかぎれ」は、上記のような空気の乾燥だけが原因で生じるものではない。水仕事を素手で行った後に、水と接触した手指をよく拭いて、水分を拭っていかないと、手指に残った水分が蒸発する際に、手指の皮膚を保護している油分が蒸発し、さらには皮膚自身が保有している水分が一緒に蒸発してしまう。

角質層にひびが入っている「ひびわれ」の場合、皮膚が赤くただれ、強い痒みを伴うが、血がにじむようなことはない。角質層には血管がないから …

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