頸部放射線性潰瘍

頸部放射線性潰瘍に対する治癒効果

64歳の右舌癌(T3N0M0)患者(男性)の舌半側切除を行った。
約6ヶ月後に右頸部にリンパ節に転位を認めたため、60GYの放射線照射及び全頸部郭清術を行った。
術後3週に顎下から頸部にかけて創傷治癒不全が生じ、潰瘍が形成された(図3(A))。このため、放射線性頸部潰瘍と診断した。

患部の創傷治癒を促進するために、上記のようにして得たSHED-Tの培養上清10mLを、患部を覆う大きさのガーゼにしみこませて患部に貼付した。
2日に1回、上記培養上清をしみこませたガーゼを14回交換したところ、1ヶ月後には潰瘍が閉鎖した(図3(B))。

以上から、上記培養上清には、上皮の潰瘍に効果があることが示された。

詳細は特許庁ページでご確認ください。