本発明は、薬物送達システムに使用可能な、カルボシランデンドリマーを用いた標的組織特異的送達型ドラッグデリバリーシステム用標的型カプセルに関する。
現在、抗体、ペプチドアプタマー、核酸等の生体高分子が、次世代医薬品として注目を集めている。こうした生体高分子は、製造工程における品質管理、製剤の保存、及び投与方法その他の点で、従来の低分子化合物を有効成分とする医薬品とは大きく異なっている。
一般に、医薬製剤を投与する場合、治療を要する疾病と薬剤の性質にもよるが、標的部位にどれだけの有効成分を送達できるかが奏効率に影響する。例えば、生体高分子であるタンパク質や抗体を有効成分とする場合には、投与時の剤形によって、これらに対する抗体が生成されて有効性が低下し、それによって奏効率(治療効果)も下がるといった問題が生じることも知られている。
このため、こうした医薬製剤を標的部位に適切に送達する手段として、様々な薬剤送達システム(DDS:ドラッグデリバリーシステム)が、盛んに開発されている。DDSに使用する担体としては、例えば、リポソーム、ミセル、合成樹脂粒子等を挙げることができる。また、こうした担体を使用した製剤としては …
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